少し遠くて、ちょっと不思議な国イスラエル。
今回は子ども向けの写真絵本『イスラエル 小さな芸術家 シラ』(村田信一)をご紹介します。
小さな芸術家とタイトルにある通り、シラちゃんは絵を描くのがとっても上手な可愛い女の子です。
イスラエルに暮らす女の子「シラ」ちゃんの日常を通して、学校に行く様子、好きな絵を描く事、家族との関わり、街の風景やマーケット、犬との散歩の様子など、ニュースではあまり見えない普通の暮らしのイスラエルを見ることができます。

Children's photo book "Little Artist Shira" showing daily life of a girl in Israel

娘は最近この本がお気に入りで、寝る前に「ママ読んで!」とおねだりされるので毎晩読み聞かせをしていますが、子供ながらに気になる事があるのか、たくさんの質問をしてくれます。

「海の近くに大きくて高いビルがあるよ!」「お砂(砂漠の事)がたくさんでお水がないのになんで?」

確かにイスラエルは国土の多くが乾燥地帯ですが、都市にはモダンで洗練された建物が並んでいます。乾燥地帯のため降水量も日本と比べると非常に少ないです。

関連コラム、砂漠に花を咲かせたイスラエルの水テクノロジー にも書いてあるとおり、日本は雨がとても多い国ですが、イスラエルはその逆で、雨がほとんど降らない地域もあります。

さらにページをめくると、色鮮やかな野菜や果物が並ぶマーケットの写真が出てきました。「おいしそう!お砂の国だけどお花もお野菜もたくさんとれるの?」と、娘は興味津々で質問してくれます。

一番面白かったのは「これサミットで売ってる?」と言う質問でした(笑)

Fruits and vegetables at a market in Israel showing the country's rich agriculture

実は、イスラエル最大の都市テルアビブの市場は、こんな風に食べ物でとっても賑やか。水が少ないからこそ、「どうやって少ないお水で植物を育てるか」という知恵をみんなで出し合って、今では『農業大国』と呼ばれるほど技術が進んでいるんです。

植物の根元にだけポトポトとお水を落とす「ドリップ灌漑」もイスラエル発祥。私たちiLand6が日々関わっているイスラエルは、こうした「厳しい環境をどう生き抜くか」という暮らしの知恵から、世界を驚かせる最先端テクノロジーを生み出す国でもあります。

現在では、植物の蒸散量や環境データを細かく計測しながら作物の成長を研究するような、すごい農業技術も生まれています。当社でご紹介しているイスラエル企業『Plant-DiTech』も、そんな最先端の植物研究テクノロジーのひとつです。

Plant-DiTech製品ページはこちら

子ども向けの写真絵本ですが、ニュースやビジネスのお話だけではなかなか見えてこない「イスラエルのふつうの暮らし」が、とてもあたたかく伝わってくる一冊です。

いつか「お砂の国の高いビル」や「おいしそうなフルーツやお野菜」を、娘と一緒に見に行けたらいいなと思います。(シラちゃんにも会いたい!)

子どもと一緒に世界の国を知るきっかけとして、そして「イスラエルの日常」をのぞいてみる一冊として、ぜひ手にとって読んでみてください!
好奇心が育つ、とても素敵な本です!

■今回紹介した本
イスラエル 小さな芸術家 シラ(村田信一)