hoopo  /  屋外位置管理ソリューション

hoopo(フーポ)ソリューションは、独自の省電力技術により非給電で電池寿命2年以上を実現したGPSトラッカーを管理対象物に設置することで、モノの位置を地球規模で把握できる屋外位置検知ソリューションです。
台車・コンテナ・建機・輸送車両などの位置はGPSで特定され、取得したデータはLTE-Mを通じてクラウドに送信。専用WEBダッシュボードから24時間365日、リアルタイムで確認できます。
過酷な屋外環境にも耐えられるGPSトラッカーのため、物流現場や工場など、広大な屋外に保管される電源のない大型モノの管理に、世界中で10万台以上が導入されています。
hoopoはもともと「航空コンテナを運搬する台車(ドーリー)探しソリューション」として開発され、台車の位置だけでなく、台車上へのコンテナ積載有無も自動で検知可能。空港現場では、スタッフが目視で行っていた「空きドーリーの捜索時間」を大幅に削減し、グランドハンドリングにおける人手不足という社会課題の解決にも貢献。日本国内でも大規模導入が進んでいます。
現在は空港以外の現場にも導入を拡大しており、造船所・港湾・建設現場・工場・物流センターなど、幅広い業界で活用可能です。
従来は人が目視で行っていた作業を自動検知できるため、現場の作業効率を大幅に改善。モノの滞留時間や移動履歴も記録でき、業務分析や改善施策に役立ちます。
hoopoは「探す・待つ・止まる」をゼロにし、屋外現場における資産管理の「見える化」と「効率化」を実現します。

技術仕様(Specification)

単3乾電池6本で最長6年間稼働(交換のみで継続利用可能)

IP67準拠、防水・防塵、-40℃~+60℃まで動作

LTE-M(携帯通信インフラを利用、追加の基地局設置不要)

GPS/Wi-Fi/Loraビーコンに自動対応 → 屋内外でシームレスに位置を特定

特長(Features)

台車やシャーシにコンテナが搭載されているかを自動判別

強力マグネットで工具不要、5分以内で設置可能

電源供給が難しい屋外環境でも長期間利用可能

ダッシュボードで位置・稼働状況を即時確認

hoopoの仕組み

hoopoダッシュボード画面

トラッカーの状態は LTE-M 経由でクラウドに送られ、ダッシュボードに即時反映。地図上で位置と積載ステータス(停止/発進含む)を一目で把握でき、台車の空き状況や履歴トレースまで Web から確認できます。

hoopoの利用シーン

✈ 空港

航空コンテナを運搬する台車(ドーリー)の位置とコンテナ積載有無を可視化。空きドーリーの捜索時間を大幅に削減。

中古車

オークション会場や保管ヤードで車両位置を可視化し、効率的な出品・管理をサポート。

建機

クレーン車や重機の位置を見える化し、稼働率を最大化。

hoopoの優位性

  • 電池寿命が長い

    数年間の連続稼働を実現し、メンテナンスの手間を大幅に削減。

  • 低コスト運用

    従来のGPSトラッカーに比べ、通信・電力消費を最小限に抑制。

  • 屋内外で利用可能

    屋外はGPS、屋内はWi-Fiを活用し、正確に位置を特定。

  • リアルタイム把握

    クラウドダッシュボードで資産や車両の所在を即時に可視化。

  • 導入・設置が容易

    小型・軽量デバイスだから、あらゆる資産に手軽に取り付け可能。

導入フロー

  1. Step 1|ヒアリング対象物・台数・ヤード構成・屋内有無を確認し要件化。

    次のステップへ

  2. Step 2|PoC / 小規模検証少数で通信・位置精度・積載検知を確認。

  3. Step 3|通信/屋内測位設計LTE-Mを確認。屋内はWi-Fi署名またはLoRaビーコンを選定。

  4. Step 4|設置・初期設定マグネット固定で短時間設置。ダッシュボードを初期設定。

  5. Step 5|運用・連携ダッシュボードで可視化運用。標準REST APIで既存システムと連携。

※ 屋内のWi-Fi署名測位/LoRaビーコンは現地環境に応じた調整が必要です。

設置の工夫例

車体へのダメージを抑える「シリコンカバー付きマグネット」をご提案できます。

一般的なネオジム磁石は吸着力が高い反面、車体に傷がつく可能性があります。対象や運用ルールに応じて、
シリコンカバー付きネオジム磁石
など、最適な固定方法をご提案します。

  • 短時間で取り付け/取り外しが可能(メンテ性◎)
  • 走行中の振動・衝撃を考慮した固定強度を設計
  • 導入時に現地環境を確認し、最適な固定方式を選定

※ 画像は一例です。吸着力(kgf)・個数・カバー有無は現場条件に合わせて調整します。

よくある質問

電池寿命は?

単3乾電池6本で概ね2~6年(利用条件による)です。

屋内でも測位できますか?

既設Wi-Fiの電波署名で推定。Wi-Fiが無い場合はLoRaビーコンを設置します。

耐環境性は?

IP67、-40℃~+55℃の環境に対応します。

既存システム連携は?

REST APIで貴社システムと連携可能です。

画面で何が見られますか?

地図上で現在位置・積載/非積載・履歴を確認できます。

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。